「金融のしくみは全部ロスチャイルドが作った」を読んだ

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先週読んだ猫組長のアンダープロトコルがおもしろかったので、いつか読みたいと買っていた金融のしくみは全部ロスチャイルドが作った (5次元文庫)も読むことにした。

この本もなかなかおもしろかった。

お金の歴史

この本の第一章にある「お金の歴史」の説明がとてもわかりやすかった。

(今まで読んだ「お金の仕組み」関係の本の中で一番よかった!)

ロスチャイルド家とは?

国際的な金融システムを最初につくったのがユダヤ人。

昔のヨーロッパのキリスト教社会ではユダヤ教徒は迫害されていたので、ほとんどの職業に就くことはできず、土地を持つことも制限されたため農業もできなかった。

唯一許された職業が質屋や金塊の保管人、両替商などの利子を取り扱う職業。

当時のユダヤ教、キリスト教、イスラム教は利子の徴収は原則禁止していたため、このような職業は忌み嫌われていた。

ユダヤ人が例外だったのは、ユダヤ教徒は異教徒を人間として認めていなかったからで、相手が人間でないから何をしてもよいという発想があったのではないかと作者は語っている。

ユダヤ人は弾圧を受けていたので世界中に拡散していたが、それを活かして貿易決済や為替技術を発達させ、保険や株式会社、債券、銀行券などを発明する。

そしてイギリスで産業革命が起こって貿易が栄えて資本主義が世界に広まる。

そしてユダヤ人は戦争などで必要な資金をヨーロッパの王室に調達し、最終的に国家財政や金融政策を担うまでとなる。

ロスチャイルド家はその中でも最も強大な力を持つ一族。

ロスチャイルド関連の世界史

この本では、世界の歴史の重要な転換期には必ずロスチャイルド家が陰で操っていたというのだけど、そこは話半分で読んだ(笑)

「信じるか信じないか、あなた次第」感覚で読むとおもろい。

(もちろんロスチャイルド家はそれくらいの資産があるのだと思うけどね…)

もし全てがロスチャイルド家の陰謀だとしても、ここまで世界の歴史を裏で操れるものに抗う力などないのだから、一般ピーポーの私は極東の日本でつつましく生きていくしかない。

秘密結社イルミナティ

ロスチャイルドが資金提供して創設されたと言われている秘密結社イルミナティ。

イルミナティは、その目的を「知的に有能な人々に世界を支配させ、すべての戦争を防止させるために、世界統一政府を作ることにある」とし、当時のもっとも聡明と言われた人々を含む2000人もの信奉者を集めたということです。

(引用金融のしくみは全部ロスチャイルドが作った (5次元文庫)

ということは、世界的な法治国家を作ることが理想と語るフランスの経済学者ジャック・アタリ氏や、「隷属なき道」で世界中の国境を開放しようと提案しているオランダの歴史学者ルトガー・ブレグマン氏はイルミナティの一員?(笑)

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やっぱり米ドルは強い

猫組長のアンダープロトコルを読んだときも思ったのだけど、世界の基軸通貨は強い。

石油の取引は米ドルのみ、軍事用の武器や穀物の決済も基本米ドル。

外国為替市場で米ドルが絡む取引きは全体の取引量の9割弱(87.6%)。

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(引用外国為替市場 通貨ペア別取引量・シェア|WE LOVE FX

 ただし、中国は今年の3月より人民元建ての原油先物を開始。

www.bloomberg.co.jp

米ドルの終わり 人民元建て原油先物取引=ペトロ元体制開始 | 黄金の金玉を知らないか?

→こちらの記事の説明わかりやすい!

そりゃアメリカからすれば、北朝鮮(=中国)に好きにはさせないよね~。

www.afpbb.com

jp.reuters.com

イランは原油決済をユーロで希望。

headlines.yahoo.co.jp

そりゃアメリカはイランに制裁加えるよね~。

つまり、世界の基軸通貨という地位を得た米国は、ドルを印刷するだけで世界中から好きなものを手に入れることができるのです。

(引用金融のしくみは全部ロスチャイルドが作った (5次元文庫)

やりすぎ都市伝説のような部分もあったけど、おもしろい本だった。