図説ゼロからわかる三大宗教の読み方【イスラム教編】

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前回はキリスト教についてまとめたので、今回はイスラム教編で気になったことをまとめてみる。

預言者となるムハマンド

ユダヤ教では「律法」を守れない人は「罪人」。

イエスは守りたくても経済的理由や身体的ハンディキャップから律法を遵守できない人々に積極的に近づいて教えを説いた。

ムハンマドも社会の弱者や貧困者をいたわる教えを説いて下層民を中心に支持者を増やした。

ユダヤ教の選民思想に基づく排他的、共同体意識が、キリスト教やイスラム教の教えと対立するのは仕方のないこと。


One of Us | Official Trailer [HD] | Netflix

→ユダヤ教の中でも排他的な超正統派のコミュニティーを持つハシド派から抜け出した人を追ったドキュメント。

(興味のある方、ネットフリックスで見れます)

これが事実なら、かなりひどい。

もちろん排他的なコミュニティーはユダヤ教だけに限ったことではない。

他の宗教(カルトも)、国、民族、人種、組織、種類は違えど大なり小なりあると思うのだけど、あまりに極端過ぎる選民意識は危険だと思う。

ちなみにハシド派の男性は一生働くことなく律法についてお勉強。

兵役の義務もない。

これに関してユダヤ教の他の宗派の中には不満がある人もいるよう。

自分たちは働けど働けど税金ばかり高くて生活は苦しいのに、彼らにお金を回さなくてはいけないなんて不公平。

ユダヤ教自体に不満はないけど、税率などに不満のある人はイスラエルからアメリカに渡るユダヤ人もいるそう。

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→終わりの見えない戦争に疲弊したパレスチナとイスラエルの元兵士が団結し、非暴力による紛争終結と平和の実現を訴える姿を追いかけたドキュメント。

おもしろかった。

(これもネットフリックスで見れる)

どちらかというと「イスラエル悪、パレスチナ可哀想」のような報道が目立つけど、実際はフェイクも混じっているようで(もちろん両者酷いことを行っていることは事実だけど)、こちらの問題も複雑にこんがらがっている。

世界のイスラム教徒の数

アジアでは中国・インド以外はイスラム教徒が非常に多く、北アフリカも国民のほとんどがイスラム教徒。

アメリカでは、キリスト教の世界は平等でないと失望してイスラム教に改宗する黒人も多いと聞く。

そしてより良い生活を求めて欧州、北欧に渡ったイスラム教徒の人たち。

西洋文化に馴染まず独自の文化を保持しようとするイスラム教徒の人に対してヨーロッパ人の風当たりは強い。

フランスでは「政教分離」の建前から、公立学校に通う女生徒がイスラムの習慣に従ってスカーフをかぶることを法律で禁じたため、イスラム教徒の反発を招いた。デンマークでは、預言者ムハンマドをテロリストになぞらえた風刺画を新聞が掲載したため、イスラム諸国が猛反発し、パキスタンとスウェーデンではテロ事件も発生した。フランスでもムハンマドの風刺画を掲載した雑誌シャルリー・エブド社がイスラム過激派に襲撃され、多くの犠牲者を出した。「表現の自由」と「信仰の自由」との矛盾が、欧州各国で深刻になっている。

(引用 図説・ゼロからわかる 三大宗教の読み方

同じ土地で違う民族・人種・文化・宗教を持つ人たちが平和に暮らすって、本当に難しい。

どちらが正しい、悪いと討論したところで、お互い自分達の正義があるのだから、わかりあえることなんてない。

私は今から20年程前にパリに行ったのだけど、パリ人たちのアジア人に対する差別ひどかった。

接客拒否されたお店なんて1つじゃなかった。

(まあ、当時の日本人って海外で高級ブランド爆買いしてて、今の中国人みたいな感じで嫌われてたというのもあるだろうけどね)

そこで感じよく対応してくれたのは移民の人たちでした。

なので、「生まれ持った肌の色で差別して偉そうにしている白人ってク〇」と思う一方、暴力や無差別テロで対抗する移民もどうよって感じ。

(アメリカに行った時は黒人に差別的な視線を浴びせられたので、白人だから差別するってわけではないのはわかってるけどね~)

人間は自分と違う生き物に対して警戒して攻撃するように遺伝子に組み込まれてるよね?

地球上の人間全てが教育をきちんと受け、お互い尊重しながら生きていける知性を持ち合わせているなら、全世界ボーダーレスでもありだと思うけど、正直そんなの無理な話。

移民だらけのアメリカだって差別と暴力の銃社会の弱肉強食の世界。

あそこを見ると、きちんと国境があって、自分たちの文化と言語を持つことがいかに大事か痛感させられる。

【追記】イスラム教文化と自国の文化が相いれないと思う人の回答結果

 

同性愛は罪

イスラム教でも子供はアッラーからの授かり物と考えるので、子供の数は多いほうが歓迎される。同性愛は明確に罪と見なされ、独身を保つことへの社会的圧力も強い。結婚すれば子供を持つべきだ、ということになり、結果的に出生率が増える。離婚は夫の側からはできるが、女性の側からは要求できない。なお、イスラム法では妻は4人まで持てるという定めがある。これは預言者ムハンマド時代に戦乱で多くの未亡人が生じたため、余裕のある男たちが彼女たちを引き取って面倒を見よ、という社会保障的なシステムとして生まれた習慣である。実際に複数の妻を持つことは男性への経済的負担が大きく、ほとんどのイスラム教徒は一夫一婦だ。

(引用 図説・ゼロからわかる 三大宗教の読み方

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私は日本で生まれ育ったので、このような価値観は理解できないのだけど、もちろん否定もしない。

人には信仰の自由があるのだから。

(それにしても現代の女性にとって、イスラム教の教えって息苦しい部分もあるなぁ…)

クルド人問題

第一次世界大戦後のオスマン・トルコの滅亡で、イギリス、フランスがオスマン領土を分割。その際、民族分布を無視した国境線を引き、クルド人の居住地域がいくつもの国にまたがってしまう結果となった。イスラム教が興る以前から、トルコ、イラク、イランにまたがる地域に住む先住民族でありながら、いまだに国家が持てないクルド人。現代のクルド人問題の原因がここにある。

(引用 図説・ゼロからわかる 三大宗教の読み方

イギリスとフランスの行為は本当に罪深い。

欧米の石油利権争いが中東紛争の根底にあることを忘れてはいけない。

イスラム教徒(ムスリム)の生活上の習慣

  1. 信仰上、豚肉を食べることはタブー
  2. アルコールもタブー
  3. 1日に5回、メッカの方角に礼拝する
  4. 「左」よりも「右」が優先される(食事は左利きの人も右手で食べる)
  5. 以上4つの項目は一般的だが、ムスリムによっては個人差がある
(引用 図説・ゼロからわかる 三大宗教の読み方

 

豚骨ラーメン美味しいもんね(笑)

イスラム教徒にとって大切な「ハラル」

イスラム社会では、「コーラン」などに書かれた、イスラムの教えで許されている、安全の基準に達している食べ物をハラルフードと呼ぶ。ハラルとは「許可された」「許されたものや行動」の意味がある。

(引用 図説・ゼロからわかる 三大宗教の読み方

イスラム教徒の数が増えるにつれ、こういったことは今後たくさん起こりそう。

ウイグル問題

人種・民族は違えど、同じイスラム仲間が中国にひどいことをされているのに、中国と経済強化をするイスラム諸国の人は、ウイグルの人たちのことをどう思っているのだろう? 

強制収容所に入れられ、拷問や殺人までして信仰の自由を奪い、収容所を出る際は豚肉食べさせる中国共産党。

いまだに日本の大手メディアは報道すらしていない。