家計簿をつけて変わったこと

家計簿をつけて変わったこと

30歳を過ぎた頃、自分の経済状況を把握するために家計簿をつけた。

そして家計簿の記録と並行して断捨離もやった。

「お金」と「物」、両方から自分の状況を把握することにした。

まず家計簿をつけて気づいたのが、ファッションにかける費用が大きいことだった。

そこで支出額の大きいファッション代を予算制に変更することから始めた。

支出額が大きい、すなわち自分が好きな物だ。

これをいきなり大きく削るのはストレスになる。

そこで予算制にすることにした。

年初に予算額を決定し、使用したものはiPhoneのメモに金額と商品を入力していく。

ファッションに関しては、断捨離をして気づいたこともあった。

似たような物がいくつもあるにも関わらず、一度も使用していない物がたくさんあった。

一つ一つは高額な物ではないがが、合計すると結構な金額になっていた。

自分の「着たい物」と「似合う物」はイコールではない。

思い切って「似合わない物(=着たい物)」を処分して、残った洋服・鞄・靴は全てiPhoneで写真に撮った。

洋服を購入する時は写真を見て、「似たようなものを持っていないか?」「持っている洋服に合うか?」とワンクッションいれるようにした。

ファッション以外の支出に関しては、「自分にとって娯楽か、ただの見栄か」を改めて考え直した。

私の場合はまず見栄(自己満足)であったジェルネイルとマッサージ通いをやめた。

毎月2万円もかけていたが、好きな野球観戦と貯蓄型の生命保険に予算をまわすことにした。

やりたいと思えば再開しようと思ったが、再開しなかったのでそこまで好きというわけではなかったようだ。

あとは紙媒体の書籍からKindle版に変更した。

大量の書籍を断捨離するのに何年もかかったが、実際読み直すことはあまりなく、高い東京の家賃を考えるとスペース代もばかにならないと気づいた。

ファッション誌は毎月2~3冊購入していたが、これもやめた。

購入する洋服のブランドを3つ位に絞ったのでテイストが統一された。

あれもこれもと着ない洋服を買うこともなくなり、ファッション誌を参考にすることもなくなった。