東洋経済オンラインの遊びだけでは満足できなくなる富裕層の心境という記事を読んだ。
記事には金融資産10億円以上の富裕層の資産運用や事業継承のコンサルティングを経験した人が見た富裕層の世界が書いてあった。
見栄をはり、コミュニティを作り、最後は社会還元
創業経営者の富裕層は初期に見栄を張るために大金を使う時期があり、次に大金持ち同士でコミュニティをつくり、更に富裕層の中の最上位である大富豪は趣味で集めた美術品などを社会に還元すべく財団を興して美術館を作る人がいるとのこと。
富裕層向けの教育
更に海外の富裕層の子女たちは一族の資産を受け継ぐために、いわゆる「お受験」とは違う教育を受ける。
投資、事業、敵を作らない方法を知り、莫大な資産を守るだけでなく攻めて増やす方法も学ぶそうだ。
最終ゴールは資産を守ること
富裕層は、最終的に作った資産を守る教育が最大の関心事となるようだ。
叶恭子さんの
にもあったが、資産がうなるほどあるビリオネアでも名をはせた資産家や財閥の結婚となると、なにからなにまで向こうのファミリーの方針で決まる制約がある。
数百年に渡って代々築かれた資産を守る高度なシステムが一家の伝統としてあり、子供はその家のお母様にべったりのケースが多いそうだ。
それが彼らの価値基準であり、当たり前のように親が過干渉する。
資産がうなるようにあっても自分の自由や意見を通せないのであれば、私にとっては地獄だな。
それなら自分で資産を築く努力をする方が100万倍いい。
ちなみに恭子さんはたくさんのお金持ちを見てきたそうだが、超一流のお金持ちに共通しているのは、
「国籍問わず服装が一見ものすごくシンプル。質の良いものを着ているけど、決してきらびやかに見せず、毒々しさを身につけたりしない。本当のリッチピープルはシビアで、チップをひけらかすことも絶対ない。」
とのことだ。
そこは庶民の私も見習いたい。