ビットフライヤーでビットコインを買う方法を備忘録としてまとめる。
(※ビットコインの仕組みについては誰も教えてくれないけれど、これを読めば分かるビットコインの仕組みと可能性の説明がわかりやすい。)
ビットフライヤーを選んだ理由
ビットコインを買うために、まずは国内の取引所にアカウントを登録をする必要がある。
(私は Bitcoin日本語情報サイトの国内取引所比較(概要・手数料編)を参考にした。)
(参照;Bitcoin日本語情報サイト http://jpbitcoin.com/getting/exchange/comparison_g)
私がポイントにした点は、
- 信用取引ができる。
- 日本円入金方法の種類が多い。
- 手数料が安い。
上記をポイントにした結果、ビットフライヤーに登録をしてアカウントを作成することにした。
アカウント作成
1. アカウント作成画面よりメールアドレスを登録する。
(Facebook、Yahoo、Googleに登録しているメールアドレスからも作成できる。)
私はメールアドレスを登録してアカウントを開設することにした。
ちなみにアカウント作成と維持費は無料。
日本国外からも口座を開設することは可能だが、複数のアカウントを作成することはできない。
※法人(「株式会社」「有限会社」「合同会社」「合資会社」「社団法人」に限り)も作成することができる。
未成年者の場合は「保護者の承諾書」と「保護者の保護者の方の顔写真付本人確認資料(写)」を郵送で送らなくてはいけない。
ビットフライヤーで受領が確認された後、アカウントを利用することができる。
2. 登録したメールアドレスにキーワードが送られるので、登録画面に入力をして「アカウント作成」をクリックする。
(メールには初回ログイン時のパスワードもあるのでなくさないようにする。パスワードは設定画面で変更可能。)
3. 利用規約、プライバシーポリシー、ビットコイン取引におけるリスクを読んで米国居住者ではないという項目も合わせてチェックを入れて「bitFlyerをはじめる」ボタンをクリックする。
4. 以上でアカウント作成は完了。この時点ではサービスを利用する制限がある「スタンバイクラス」。(Facebook でアカウント作成した人は「エコノミークラス」。)
アカウントクラスがある
ビットフライヤーにはアカウントクラスがあり、アカウントクラスに応じて利用できるサービスや日または月ごとのご利用合計金額・ビットコインの上限が異なる。
(確認資料によってアカウントクラスが異なるが、ファーストクラスの要件は非公開となっていた。)
ビジネスクラスまでアップグレードする
ビットフライヤーにログインすると、ホーム画面の右下に「アカウント情報」という項目がある。
(要件を満たしている項目には緑色、満たしていない項目は赤色のバッジが表示される。)
ビジネスクラスまでアップグレードするには、以下4つの要件を満たす必要がある。
携帯電話認証またはFacebook連携
私は携帯電話認証を選択。
携帯電話の番号を入力し、「携帯電話認証をする」をクリックする。
SMSのメッセージに確認コードが送られてくるので、確認コードを入力して「携帯電話登録」をクリックして確認が完了すると、登録したメールアドレスにアカウントアップグレードのお知らせが届く。
(この時点で「エコノミークラス」となる。)
本人情報登録
この後、本人確認の運転免許証またはパスポートの内容と照合確認がある。
銀行口座情報登録
ここで入出金する自分の銀行口座の情報を登録する。
(銀行情報の確認が完了すると、「プレミアムエコノミー」となる。)
本人確認書類の提出
アカウント情報の「運転免許証またはパスポート提出」より、本人確認書類を提出する。
【本人確認書類】
・免許証(表面と裏面、計2点) ・パスポート(顔写真入りページと住所記載ページ、計2点) ・顔写真付住民基本台帳カード(表面と裏面、計2点) ・外国人登録証明書(表面と裏面、計2点) ・マイナンバーカード(表面) ※ マイナンバーカードにつきましては、裏面のご提出は不要。 ※ 通知カードは利用できない。 のいずれかと ・IDセルフィー(上記の書類と自分が一緒に写っている写真)
【提出方法】
画像で提出する。
※IDセルフィ―は、
・提出の日前6ヶ月以内に撮影されたもの
・無帽で正面を向いたもの
・背景(影を含む)がないか若しくは薄いもの(白髪の方は背景がなるべく濃いものに)
の画像を用意する。
(写真例)
私は運転免許証を選択。
IDセルフィーは上記の写真例を参考に、運転免許証の記載事項がハッキリ映るように自撮りをして送る。
(最初は記載事項がハッキリ映っていない自撮りを送ってしまったので、再提出依頼のメールがきた。)
以上、上記の4つの項目の確認が完了となると、無事「ビジネスクラス」にアップグレードされる。
サポート時間は平日の9時から19時までとなっている。
(私はサポート時間外の夜に登録をして、翌日の午後までに「ビジネスクラス」までアップグレード完了できた。)
ビットコインの取引
口座に入金する
アカウント作成時に登録した銀行口座から、専用の口座へ入金する。
ホーム画面左の「入出金」メニューより「日本円ご出金」タブを選択すると、入金先口座の情報が出る。
(入金先の専用口座は、三井住友銀行か住信SBIネット銀行の二つから選べる。)
私は自分の銀行口座情報を住信SBIネット銀行で登録したので、入金先も住信SBIネット銀行にした。
入金にかかる振込手数料は本人負担。
(私は住信SBIネット銀行間の振込のため、手数料は無料。)
振込できる日本円は、1円以上であれば入金額に上限はない。
住信SBIネット銀行に振り込む際は、振込名義(自分の名前)の前に指定された5桁の数字を入力してから振込をしなくてはいけないので要注意。
(5 桁の数字を入力せず振込してしまった場合は、お問合せフォームから「アカウント ID」「5 桁の数字 振込名義」「振込日時」「振込金額」 をお知らせすること。)
銀行口座情報確認が完了している場合、銀行営業日や営業時間などに影響されるが、最短で当日、最長翌営業日までにアカウント残高へ反映される。
(私は10万円からスタート。)
クイック入金を利用する
クイック入金とは、24時間365日日本円を入金できるサービスのこと。
「プレミアムエコノミークラス」「ビジネスクラス」「ファーストクラス」及び「コーポレートクラス」のアカウントクラスで利用できる。
インターネットバンキングからの振込(※1)や銀行ATMからの入金(※2)、及びコンビニ決済(※3)ができる。
※1 じぶん銀行、住信SBIネット銀行、ジャパンネット銀行、楽天銀行
※2 三菱東京UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行、楽天銀行、ジャパンネット銀行、りそな銀行、他
- ゆうちょ銀行、新生銀行等は利用できない。
※3 ローソン、ファミリーマート、サークルKサンクス、ミニストップ、デイリーヤマザキ、スリーエフ、セイコーマート
(コンビニからの入金は、1 回につき 30 万円が上限となる。)
クレジット決済
「ビジネスクラス」以上のアカウントの人が利用できるサービス。
ホーム画面左の「クレジットカードで買う」メニューをクリックする。
日本国内発行のVISAまたはMASTERカードが利用できる。
クレジットカードで購入したビットコインは、購入後1週間、売却・送付等ができない。
利用可能となる日時は、お取引レポートメニューの「ビットコインお取引」タブを選択して確認する。
クレジットカード決済での最低購入金額は 1,000 円で、1 日の購入上限は 1,000,000 円。
取引種別「買い(カード)」と書かれているお取引の取引日より、7日後に利用可能となる。
クレジットカード決済の利用には手数料がかかる。
手数料は購入時のレートおよび数量によって計算され、ビットコイン購入価格に含まれて表示される。
ビットコイン販売所、ビットコイン取引所、bitFlyer Lightning
ビットコイン販売所では、取引の相手はビットフライヤーとなり、ビットフライヤーの提示する価格で売買することができる。
ビットコイン取引所およびbitFlyer Lightning(プロ向け取引所)では、取引の相手は他のお客等となり、価格はお客同士の需給によって決定する。
ビットコイン取引所およびbitFlyer Lightningでは、指値注文も可能。
(販売所では指値注文はできない。)
売買時間は365日6時から25時までとなる。
ビットコインの購入方法
残高を確認する
ビットコイン売買画面を開き、右上の残高を確認する。
これは、ビットフライヤー 販売所に預けているビットコインおよび現金の保有残高になり、この JPY (日本円)を用いてビットコインを買うことが出来る。
購入したいビットコイン数を設定する
[数量(BTC)] に、購入したいビットコイン数を設定する。
<ビットコイン販売所から購入する場合>
ホーム画面左の「ビットコイン販売所」メニューをクリックする。
(取引の相手はビットフライヤー、ビットフライヤーの提示する価格で売買、指値注文不可)
<ビットコイン取引所から購入する場合>
ホーム画面左の「ビットコイン取引所」メニューをクリックする。
(取引の相手は他のお客等となり、価格はお客同士の需給によって決定、指値注文可)
[+1] [+0.1] [+0.01] のボタンを押し、購入したいビットコイン数を設定すると、設定したビットコイン数に応じ、その時の参考価格が日本円で表示される。
(キーボードから直接入力することも出来る。)
コイン数が決まったら、[コインを買う]ボタンを押す。
注文を確定する
注文を確定するためのボタンが表示されるので、[注文実行]ボタンを押すとビットコインを購入することが出来る。
やり直したい場合は[キャンセル]ボタンを押して、処理を中止させる。
販売所で一度に取引できる最大取引数量は20BTCとなっている。
購入・売却価格にはあらかじめ売買手数料が含まれている。
(設定メニューで変更可能。)
今のところビットフライヤーでは、ビットコイン売買手数料はしばらく無料(2016年11月18日現在)。
(終了の 2 週間前に告知あり。)
※2017年3月2日より各種手数料改定
ビットコイン販売所・Lightning FXは手数料無料キャンペーン継続。
■アルトコイン売買手数料 改定前:0.40% 改定後:0.20%
■ビットコイン送付手数料 改定前:無料 改定後:0.0002BTC ※bitWireを除く
ビットコインの売却
ホーム画面左の「ビットコイン販売所」か「ビットコイン取引所」メニューをクリックする。
[数量(BTC)] に、売却したいビットコイン数を設定する。
コイン数が決まったら、[コインを売る]ボタンを押し、[注文実行]ボタンを押して確定する。
日本円を出金する
ホーム画面左の「入出金」メニューをクリックする。「日本円ご出金」タブを選択、出金したい額を入れて[日本円を出金する(取消不可)]をクリックする。
ビットフライヤーでは三井住友銀行の場合、出金額が 3 万円未満 の場合が216 円(税込)・3 万円以上 の場合は432 円(税込)の手数料がかかる。
三井住友銀行以外の銀行の場合、出金額が 3 万円未満 の場合が540 円(税込)・3 万円以上 の場合は756 円(税込)の手数料がかかる。
ビットコインの送付と受取
ビットフライヤーで購入したビットコインを外に出す方法
ホーム画面左の「設定」メニューから「外部ビットコインアドレスの編集」を選択し、管理している外部のビットコインウォレットのアドレスを 入力して「追加」をクリックする。
設定完了後「入出金」メニューの「ビットコインご送付」より、外部のビットコインアドレスに送付することが出来る。
「送付数量」に送りたいビットコイン数を入力し、最後に「ビットコイン外部送付」ボタンをクリックする。
この操作は取り消しが出来ないので要注意!!
以下のメッセージが表示されたら完了。
外部アドレスの送付の手数料は無料。
外部ビットコインアドレスを間違えて送付した場合、ビットコインは絶対に取戻せないので要注意!!
他のお客による大量のビットコイン送付依頼がある場合は総量規制がある。
その場合は外部ビットコインへの送付が遅れることがあるので注意が必要。
外部からビットコインを受け取る方法
入出金メニュー内の「BTCお預入」タブから「お客様用ビットコインアドレス(お預入)」で自分のアドレスを確認することができる。
このアドレスにビットコインを送付すると、自分のビットフライヤーのアカウントでビットコインを受け取ることができる。
送付と受取の反映を確認する方法
ブロックチェーンにおけるトランザクションの承認には時間がかかる場合があり、認証に数日かかることがある。
また、ビットコインの送付の際にブロックチェーンが混んでいる場合などは、追加手数料を支払うことでブロックチェーン上での承認が早くなる場合がある。
chainFlyerにビットコインアドレスを入力すると、状況を確認することができる。
メールアドレスに直接ビットコインを送付する方法
メニュー画面左「bitWire(β)」メニューを選択。
実際に送付するビットコイン の数量は、入力した日本円参考総額に対するビットフライヤーの最終仲値(販売価格と買取価格の平均値)となる。
(営業時間外の bitWire の利用は実勢価格と異なる可能性があるので注意。)
bitWireの利用手数料は無料。
< 受取る方が ビットフライヤーアカウントを持っている場合>
即時に送付される。
< 受取る方が ビットフライヤーアカウントを持っていない場合>
メールで案内され、二週間以内にアカウントが作成されない場合は、送付手続きしたビットコインは自分のアカウントへ返還される。
メールアドレスを間違えて送付するとビットコインは取戻せないので要注意!!
ビットコインをつかう
ネットで買い物
ホーム画面左の「ビットコインをつかう」メニューから、ネットで買い物ができる。
ビットフライヤーにはAmazonギフト券や、ネット専用VisaプリペイドカードのVプリカや楽天Edyなどがある。
ビットコインの支払手段は増える?
電気代支払いも可能 仮想通貨で決済・送金の記事によると、5月に成立した改正資金決済法で仮想通貨を「支払い手段」として明確に定義づけたことでさらに弾みがつきそうだとあった。
他にもビットコインを使ってクラウドファンディングもできるそう。
海外の送金コストが安くなる
ビットコインのメリットは海外への送金コストが安いことだ。
受け手がビットコインのアカウントを持っていれば、上記のビットコインの送付に書いた手順でビットコイン送付をして支払いを済ませれば、手数料は今のところ無料。
安くビットコインを手に入れて通常より安く商品を買う
ビットコインは価格変動が激しいので、安くビットコインを手に入れて通常より安く商品を買うことができる。
ビットコインをもらう
ホーム画面左の「ビットコインをもらう」メニューから、各ホームページで会員登録をしたり商品を購入するとビットコインをもらえる案内ページがある。