スーザン・ケインさんの著書、内向型人間のすごい力 静かな人が世界を変えるを読んだ。
自分のタイプは?
私は昔から、 「一人で黙々と作業がするのが苦にならない」 「組織に所属するより個人で活動したい」 「休みの日も家に居たい」 「4人以上の飲み会疲れる」 「SNSも友達も必要最小限がいい」 といったタイプだ。
なもんで、どう考えても自分は内向型の人間だよな~と思っていた。
外向型か内向型を診断するには、この本の中にある質問に答えて診断することもできるが、無料性格診断テストのサイトからも診断できる。
「全世界で受検者は毎年約500万人で、世界で一番利用されている」自己理解メソッドで、アメリカでは、学校や企業でよく利用されています。「人と人との違いを知って、お互いに尊重しあうことを目的に作られた」MBTIテストを土台にしています。
本にある20個の質問に答えて〇の数が多いほど内向型の確立が高いとあったが、私の〇は15個だった。
無料性格診断テストでは、96%内向型タイプ。
ガッチガチの内向型人間だ。
ちなみに、
頭の回転が速く、事実に基づき物事を考え、人や物に頼るよりも、自立した環境の中で、自主的に物事を進めることを好みます。自分自身を大切にすることを忘れないようにしましょう。安定と効率をひたむきに追い求める性格により、長い間、この目標がないがしろにされることもあります。なぜなら、この性格のために、ますます他人から頼られて感情的な緊張が生まれ、それが長年潜在し、ついに表面化した時には、修復には手遅れになっている場合もあるからです。
という診断内容だった。
内向型とは?外向型とは?
著名な心理学者カール・ユングによると、
【内向型】
- 自己の内部の思考や感情に心惹かれる。
- 周囲で起きる出来事の意味を考える。
- ひとりになることでエネルギーを充電する。
- 外部の人々や活動に心惹かれ、その出来事に自分から飛び込んでいく。
- 十分に社会で活動しないと充電が必要になる。
刺激のレベルの違い
ユングの説を時代遅れだとする者もいれば、彼だけが唯一正しいとする者もいるようだが、最近では内向型と外向型とでは、うまく機能するために必要な外部からの刺激のレベルが異なるという説もあるようだ。
【内向型】低刺激が「ちょうどいい」と感じる。 (例)友人とワインをほどほどに飲む、クロスワードパズルを解く、読書するなど。
【外向型】高刺激を楽しむ。 (例)急斜面でスキーをする、ボリュームを上げて音楽を聴くなど。
行動の違い
また、内向型と外向型は行動の点でも違うと多くの心理学者は考えている。
【内向型】
- ゆっくりと慎重に行動することが多い。
- 一度にひとつの作業に集中するのを好み、集中力を発揮する。
- 富や名声などの誘惑に惹かれることは比較的少ない。
【外向型】
- すばやく行動する。
- 性急に決定をくだし、一度に複数のことをこなす。
- リスクをとることも平気。
人づきあいのスタイル
そして人づきあいのスタイルも違う。
【内向型】
- 社交スキルが豊かな人もいるが、しばらくすると家でパジャマ姿になりたいと感じる。
- かぎられた親しい友人、同僚、家族との関係に全エネルギーを注ぎたい。
- 喋ることより聴くほうを好む。
- ゆっくり考えてから喋り、会話よりも書く方が自分をうまく表現できると感じることが多い。
- 衝突を嫌う傾向がある。
- 深い対話を楽しむ。
【外向型】
- 積極的。
- 主導的。
- 仲間を強く求める。
- 考えをそのまま口に出し、即座に実行する。
- 聴くよりも喋る方を好む。
- 思ってもいないことを衝動的に口にする。
- 他人と衝突するのはいとわないが孤独が大嫌い。
外向型と思う項目もあったが、圧倒的に内向型の項目が多かった。
まとめ
外向型、内向型それぞれ自分の気質を活かせる場所は違う。
自分のタイプを知ること、自分の気質を活かせる場所を見つけることが幸せの第一歩だ。
自分に向いてない事や場所でやみくもに頑張っても、時間がもったいないだけだ。