「自分の時間を取り戻そう」を読んだ感想

ちきりんさんの自分の時間を取り戻そう―――ゆとりも成功も手に入れられるたった1つの考え方を読んだ。

読み終わった後は少し息苦しさも感じたが、私自身「合理性」が好きなので面白かった。

この本には「やりたいことがすべてできる人生を手に入れてほしい」というメッセージがあり、そのために「生産性」がいかに大事か書かれていた。

すべてをやろうとしない

未だにメディアでは妻・母・仕事、3役こなしている女性を評価する傾向がある。

特に旦那さんの給料だけで生活できていたひと昔前の世代の人や、その家庭の考え方にどっぷりつかった男性たちの「女性はすべてこなせて当たり前」の考え方には反対だ。

子供が可愛いから何とか頑張っているママさんも多いと思うが、ママさんも人間だ。

全部きちんとこなそうとしたら壊れるよ。

(私は1役こなすので精一杯なポンコツ人間だけどね。)

「そもそもすべての仕事をやる必要はない」と考えるだけで、仕事の生産性を大幅に上げることができるのです。

まずやめる

最初に「やらないと決めてから、やらなくてすむ方法を考える」のが、時間を捻出するポイント。

仕事でもプライベートでも自分の「やらない」ポイントを決めておくのは大事だ。

ちきりんさんの本にはいろいろ生産性を上げる方法や考え方が書いてあったが、私はまずこの2つを実行することが時間を確保する第一歩につながると思った。

限界まで働くのは美徳じゃない

限界まで働くことを美徳とするのは、昔の日本から受け継がれた悪しき伝統だと思う。

たまには限界まで頑張るときも必要だと思うけど、常にそれをやっているといざという時に闘えずに負けてしまう。

「余力」「余白」を作るのが大事だ。

余裕がなくなったと感じた時点でストレスの元を潰す

進め!中東探検隊さんの海外生活ストレスで廃人になり再び立ち上がるまで。せめて人間らしく

ストレスが自分を殺す前にしておくべきこと 回復期において、あの当時自分が何をすべきだったのか。一つ言えるのは、慢性的なストレスになる前に自分からちゃんと動いて状況を解決しようとすべきだったということだ。仕事の忙しさなど時が過ぎれば変化し解決するものはさておき、人間関係やお家騒動などどうしても変わりようのないものであればさっさと変えてしまうべきだったのである。ストレスを感じ始めたらとにかく初期の時点で潰すこと。そしてもう一つは自分がストレスを感じるポイントを押さえること。自分が何にストレスを感じるのか、一定の状況に置かれた場合自分がどのような行動、反応をするのか。 海外生活ストレスで廃人になり再び立ち上がるまで。せめて人間らしく

自分のストレスを感じるポイントと回避方法は、日頃から考えておく必要がある。

今はストレスフリーな環境にいるけど、ストレスになりうるものとの距離の置き方は常に考えている。