【ぐうたら】とりあえず41歳でリタイアした【無職】さんのブログで、クレジットカードでも国民年金保険料を2年前納できることを知った。
平成29年4月から新たに現金・クレジットカードでも2年前納制度スタート
2年分の前納は口座振替でしかできないと思っていたが、どうやら今年の4月から新たに現金・クレジットカードでもスタートするようだ。
(とにかく急いで納付してもらいたいほど火の車のようだ。)
平成29年度の保険料
国民年金第1号被保険者及び任意加入被保険者の1か月当たりの保険料は16,490円。
(1年間で16,490円×12か月=197,880円)
平成30年度の1か月当たりの保険料が16,340円。
(1年間で16,340円×12か月=196,080円)
平成29年度と30年度の保険料の合計は393,960円。
割引額
日本年金機構のHPにある情報を基に表にしてみた。
割引額でみると、「口座振替>現金・クレジットカード」「2年前納>1年前納>6か月前納>当月(口座振替のみ)>翌月末」。
口座振替の方が若干お得だけど、年金事務所としては口座情報を握っておくほうがのちのち未納があった場合に有利なのだろうか?
それとも手数料の関係だろうか?
クレジットカードはポイントが貯まる
割引額は口座振替の方がお得だけど、クレジットカードはポイントが貯まる。
還元率の良いカードを利用すれば、口座振替よりお得な場合もある。
私はセゾンカードなので、1,000円につき1ポイント。
還元率は良い方ではないけど、200ポイントでAmazonギフト券1,000円に替えることができるので、クレジットカードで納付しても大差はない。
手続き
残念ながら2年前納の手続きの期限が2月末で終わってしまった。
(もう少し早く気がつけばよかった。)
ひとまず来年度から2年前納で納付するよう申請した。
クレジットカード支払いの注意事項
支払回数は1回払いのみのため、カードの上限額には要注意。
国民年金保険料は年々上がっている
改めて見ると、見事に上がっている。
(近い将来2万円超える日もくるのか?)
個人型確定拠出年金(iDeCo)について調べてみた でも書いたけど、公的年金は限界きてるから、老後のための努力は各自でやってねーって時代に突入だ。
【追記】(2017年3月15日)
高等遊民の備忘録さんのサイトに、現在価値に換算した過去の保険料があった。
年金制度が始まった当初と今では、負担の格差が35倍以上もあるんですとw
付加年金も申請
今回クレジットカードでの納付の申請と併せて、付加年金の申請も検討中。
付加年金とは、毎月の国民年金にプラス400円して払うこと。
将来受給する老齢基礎年金に上乗せをすることができる制度だ。
国民年金第1号被保険者と任意加入被保険者(65歳以上の方を除く)が納めることができるが、国民年金基金に加入している人は納めることができない。
(個人型確定拠出年金(iDeCo) との併用は可能。ただし個人型確定拠出年金(iDeCo)の保険料は上限額が決まっているので注意。)
年金額は「200円×付加保険料納付月数」。
仮に20年(240か月)付加年金を納付すると、月額400円×12か月×20年=96,000円支払うことになる。
将来受け取る付加分の年金額は、200円×12か月×20年=48,000円となる。
(支払った年金に対して、2年受給すれば元が取れる。)
国民年金は終身年金なので死ぬまでもらうことができるので、3年以上受給する場合はお得だ。
(年金受給前に死んでしまったら仕方ない。次の世代へどうぞ。)
免除する場合
リタイア・セミリタイアしている人のブログを読んでいると、そもそも年金制度に疑問を感じて免除している方もいるようだ。
私は受け取る年金額が減る可能性が大きくても、老後資金の計画の一つとして考えている。
ちなみに免除する条件は
所得が少なく本人・世帯主・配偶者の前年所得(1月から6月までに申請される場合は前々年所得)が一定額以下の場合や失業した場合など、国民年金保険料を納めることが経済的に困難な場合
となっている。
免除される額は「全額、4分の3、半額、4分の1」の四種類があり、毎年申請しないといけない。
申請せずに未納の状態であると、将来年金を受け取ることはできないが、申請して承認を受けると年金の半分を受け取ることができる。