ネガティブな自分を書き出したら意外とスッキリした件

それでいい。を読んだ。

ネガティブ思考で構わない。 「怒り」や「不安」、「嫉妬」など、いわゆる「ネガティブ系」の感情を抱くことは人として当たり前の感情。(自分が人間として小さいような気がする、など気にしない。) 感情はポジティブなものであれ、ネガティブなものであろうが意味がある。

  この本を読んで、自分のネガティブ系の感情を書き出してみた。

今まで「大人なんだから」という綺麗ごとで蓋をしていた自分の感情を、思い切って蓋を外して洗いざらい全部書いた。

綺麗ごとの蓋を外した自分の本音を読みながら、我ながら「性格の悪い女だなぁ」と思ったが、それと同時に何だかスッキリした自分がいた。

なんだ、この晴れやかな気持ち。

(まるでアルプスの少女ハイジのような気分☆)

この本によると、こういった「ネガティブ系の感情」は、「それでいい」「今はこの感情で当たり前」と認めてあげることが大事だそうだ。

人間の変化は、現状の肯定からしかあり得ないのです。

ネガティブな自分をありのままに受け入れるにはどうすればいいのか?

この本によると、「何もしなくていい」そうだ。

いちいち「ネガティブ」だと評価を下す必要もないそう。

気にしない練習: 不安・怒り・煩悩を“放念”するヒント (知的生きかた文庫)によると、自分の心というカメラにどの風景を写すかは、人それぞれだとある。

みじめな自分の姿を焼きつける人もいれば、怒っている自分を写してイライラする人もいる。

気にしなくていい風景を「記憶」という写真に残してネガティブになるのは、人生損した気分だ。

そう考えると、自分の中の「ネガティブ系の感情」などどうでもよくなる。

どうせなら、「嬉しい」「楽しい」「ワクワクする」風景の写真を残す人生にしたい。

過去には戻れないが、今日から変えることはできる。

自分の中のネガティブと向き合うのも、意外と悪くない。

人生には、記憶に留めるべきワンカットもあれば、被写体として選ばないほうがいい情景もあります。