ダイエットは運動1割、食事9割

基礎代謝が一般の人達よりもかなり高いレベルにある運動選手達でさえ、食事をコントロールしなければ、体脂肪を燃やすことはできないのです。いや、運動をしているからこそ、食事を変えなければ変化しないとも言えます。

長い間運動習慣のない私が、セミリタイアして週に5日の運動を始めた。

体を動かす習慣ができたのは嬉しいことだが、反対に厄介なこともできた。

1日20分運動をしただけでカロリーをたくさん消費したと勘違いし、好きなだけ食べるようになってしまったことだ。

体重が増えても「これは筋肉のはず」と現実(鏡)から目をそらす私。

運動指導者が断言! ダイエットは運動1割、食事9割 [決定版]は、そんな私の誤解(甘え)を見事に吹き飛ばした。

もともと運動を始めたのは体力強化が目的で、やっているキックボクササイズが楽しいからだ。

だからといってこのままブクブク太るのは困る。

世の中には身長毎にいろんな基準の体重指数があるが、結局のところ自分のベストコンディションの体重はどこか改めて考えてみた。

思い返せば食欲が落ちて免疫力が弱り風邪をこじらせたとき、太って脚がむくんで辛かった時、両者の体重には6kgの差があった。

ということは、この中間の体重を基準にすればよいという考えにいきついた。

ちなみに、この本を読んで朝の白米(炭水化物)をやめ、おやつで食べていたスナック菓子をカカオ含有量の高いチョコレートに変えたところ、一週間もしない内に母に「少し痩せた?」と言われた。

見た目の変化は、運動より食事の方が効果が現れやすいようだ。

痩せたい人がまず気をつけるべきは、お菓子、お酒、ジュース、ご飯、パン、麺、果物等の摂取の仕方なのです。