【書評】人間関係で疲れる前に読んでおきたい『自分を休ませる方法』

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自分を休ませる練習 しなやかに生きるためのマインドフルネスを読んだ。

この手の本は、疲れる前、心と時間に余裕があるときに読んでおくのがベストだ。

だって、疲れ果てた時には読む元気も残っていないと思うから。

ということで、今回はいつか「今すぐ私休まないと!」と思ったときのために、気になったところをまとめておく。

しんどい気遣いはやめる

いくら気を遣っても、いくら相手を気にしても、人はコロコロ変わるもの。毎日、毎週、毎月、毎年、人の気持ちは変わります。視点、主張、行動、どんどん変わります。だから相手の意見に振り回されないこと、気にしないこと。気遣いせず、ほどほどで、付き合うこと。付き合うのがしんどいなら付き合いをやめること。

(引用 自分を休ませる練習 しなやかに生きるためのマインドフルネス

誰であれ、程よい距離感は大事。

私が一番ストレスを感じるのは人間関係なので、この辺は相手にどう思われようが、一番注意を払っている。

とは言え、いつなんどき厄介な人が現れるかわからないので、そのときはいい人になるのはやめて、きちんと距離を置くことは肝に銘じておこう。

期待しない、依存しない

親だろうと、兄弟・姉妹だろうと、夫婦だろうと、親友とよべるような人物だろうと、恋人だろうと、親しい上司や部下だろうと。誰であっても期待しない。信頼しても、期待はしない。そして、求めない。どんなことだろうと、結果を求めない。求めると、相手や状況への「依存」が必ず生まれます。この依存が、ちょっと厄介です。自分の人生を狂わせ、相手の人生を侵食します。

(引用 自分を休ませる練習 しなやかに生きるためのマインドフルネス

ほんとね、これ大事ですよ。

ほどほどが一番

からだというのは、「使わないとダメ、使いすぎてもダメ」という代物です。(中略)からだを鍛えることが好きな人の中には「つらくないとやった気がしない」と豪語する人もいますが、これも良くはありません。痛みはからだが発するシグナルなのです。

 (引用 自分を休ませる練習 しなやかに生きるためのマインドフルネス

手応えないと効果があるのかわからなくて不安になるものね、人間って。

最近思うのは、手応えがあるかどうかわからないくらいのことをほどほどに続けていくのが一番大事なのではなかろうかということ。

いい塩梅、ほどほど、いい加減。

主役は自分

人生の主役は自分です。私の人生の主役は私であり、あなたの人生の主役はあなたです。それ以外のすべての人は、家族だろうと親友だろうと脇役です。そういう意識で暮らすこと。この意識が薄れて、家族や友人など周囲の言動に依存するようになると、途端にストレスが増します。からだが不調になります。本来の自分が消えてしまうからです。

 (引用 自分を休ませる練習 しなやかに生きるためのマインドフルネス

ストレスでないなら脇役でもいいと思うんですが、私の今の人生は「一人芝居」って感じ(笑)