最近、健康に気を遣うようになり、規則正しい生活を心がけている。
早寝早起きをし、運動時間も増やし、椅子に座っている時間を減らしている。
食事に関して言えば、野菜や果物、魚や鶏肉をメインで食べるようにし、今までのような、好きな時に好きな物を食べる生活を改めた。
とは言え、週に一日は自分を甘やかす日を作らないと、絶対続かないだろうと思い、チートデイを設けいている。
チートデイは健康のことは一切考えず、好きな物を食べる。
炭水化物や甘い物が好きな私は、ドーナツやケーキ、ミルクティー、カレーやラーメンなど、血糖値が上がるものを食べる。
で、どうなるかと言うと、ささいなことにもイライラしやすくなる。
これが「血糖値スパイクか!」と、自分の体で身をもって体験しているのだけど、それと同時に、食べる物が人間の体に与える影響をなめてはいけないと感じている。
凹んだら読む本には、食事、睡眠のリズム、体重管理など毎日の生活の中で少し工夫するだけで凹んだ心を微修正し、心の病気を防ぐコツが書かれていておもしろい。
今回は、この本で参考にしたいところをまとめておく。
凹みやすい人はどんな人か?
精神的にストレスやダメージを受けても、凹みやすい人と凹まない人がいます。その違いはなんでしょうか。それはストレスやダメージをうまくコントロールできる人とできない人の違いです。
ストレスには「よいストレス」と「悪いストレス」があって、ストレスそのものが身体や心にダメージを与えるのではなくて、「どう捉えるか」によって結果は大きく変わるのだそう。
ストレスというものは、言ってみれば、自分がつくり出している「概念」にすぎません。凹みやすい人は、どうしてもいろいろな事象をマイナスに捉えがち。一方、凹まない人は、それをプラスに捉えて前向きに対処しようと考えます。
オードリーの若林さんは、ネガティブを潰すのは「没頭」と言っている。
では、ネガティブシンキングに陥りそうになったらどうしたらよいだろう?
人生を長いスパンで考える
人生を長いスパンで考えられるようになると、目先の失敗や成功で一喜一憂することがなくなります。
若いときは、視野が狭くて目先のことしか考えられないし、他人の目や評価が気になって仕方なかった。
40歳になった今は、もう少し気楽というか、人生いろいろ、自分の気の持ちようでいかようにでもなるとわかってきた。
人生を客観視する方法を身につけることで、目先のことに一喜一憂せずに生きられる。
この本では、人生を自分が主演の映画だと考えてみてはどうだろうとすすめている。
「水曜どうでしょう」の名物ディレクター藤村氏のけもの道 (角川文庫)に、自分を客観的に見るコツみたいなものが書かれていたので、あわせてここにも記しておく。
自分がいた「ある場」を、あとで客観的に見るためには、「その場」では、自分が主観的にのめり込んでいることが必要なんじゃないかと。その場では、すべてを忘れてのめり込んでいることが、あとで客観的に見るための必要条件なんじゃないかと。
なるほどねぇ。
おもしろい考え方だよね、藤やん。
1日3分「いいことだけ」を考える
「好きなこと」や「楽しいこと」を考えましょう、やってみましょうと言われても、その習慣がない人は、少しとまどってしまうかもしれません。ですので、まずは習慣化することから始めます。それには、1日3分でいいので「いいことだけ」を考える時間をつくることです。
「いいことだけ」ってなんだろうな~?(やっぱ美味しいもの食べるかな~)
でもこれっておもしろそう。
スケジュールに登録して、時間が来たら何があろうと「いいことだけ考える」と決めてやってみよう。
怒りとか恨みとかイライラが身体に与えるダメージは大きく、いろんな病気の原因になるそう。
自分のために、楽しいことを考えよう。
無理やりでも「笑う」
笑うと免疫力が高まり、幸福感をもたらす脳内ホルモン「エンドルフィン」も分泌される。
人はうれしいから笑うのではなく、笑うからうれしいのだそう。
口角を上げて、ニコッとしたら、何となく楽しくなってきませんか?
表情筋が動くと、脳は「笑っている」と錯覚して、気持ちを楽しくさせるように働くんだそう。
中野信子さんの本にも書かれていたけど、怒ると生産性が下がってしまう。
やっぱ、笑わないと!
やっぱり食事、運動、睡眠は大事!
朝食のバナナ(精神安定に大きな役割を持つセロトニンと、その材料となるトリプトファンを含んでいる)、朝のヨガ(血流がよくなって脳へ酸素と栄養をしっかり供給、腹式呼吸で自律神経のバランスを調節)、軽めの昼ごはん(血糖値の乱高下を抑える)も引き続き続けることにしよう。