The Final Table | Official Trailer [HD] | Netflix
Netflixで最近始まったファイナル・テーブルがかなり面白い。
この番組は世界中から24人の一流シェフが集結し、国際料理で対決するというもの。
この24人の中には、日本料理銭屋の主人、ミシュランの二つ星も獲得した高木慎一朗さんも参加している。
番組は全部で10エピソードで構成されており、9カ国の料理で対決。
初回はメキシコから始まり、スペイン、イギリス、ブラジル、インド、アメリカ、イタリア、日本、最後はフランス。
まず2人1組のチームで競い合うのだけど、チームメイトは国も性別もバラバラ、友人で組んでいるチームもあれば、師匠と弟子で組んでいるチームもある。
国際色豊かで、見ていて実に面白い。
エピソードの前半は各国のナショナルフードがテーマで対決をする。
審査員はその国の著名人や料理評論家3人が審査をし、まず3チームを落とす。
落とされた3チームは敗者復活戦へと進み、その国を代表する料理家が登場し、テーマを改めて決めて再度対決。
代表する料理家が審査をし、毎回1チームずつ落とされていくという構成。
そして最終戦では勝ち残った2チーム、計4人の個人戦となり、自身の代表作一品で競い、各国を代表するシェフ9人が審査をし、1人の優勝者を選ぶ。
これを見ながら昔フジテレビで放映していた、料理の鉄人を思い出した。
緊張感、スピード感がいい。
料理の鉄人 最後の聖戦 1 最強鉄人決定戦 坂井宏行 vs 陳建一
予算半端ないんじゃない?
Netflixのことだけあって、セットが豪華。
予算凄いんだろうな~って感じで、そこも見ていて面白いんですよ。
ちなみに日本編では審査員にピースの綾部さん、モデルの森星さん、料理評論家の片山晶子さんが登場しています。
渡米後初の大きな仕事だったという綾部は「何で英語も話せない自分が…」とビッグオファーに戸惑いつつも、一人ずつに与えられる専用のトレーラー(控え室)、豪華すぎる楽屋には「ラグジュアリー過ぎるだろう!」と興奮を隠せない様子を見せた。
(引用 ピース綾部祐二が世界デビュー!森星とNetflix『ファイナル・テーブル』に出演 | GetNavi web ゲットナビ)
綾部さん頑張ってるな~。
英語が話せない中、ジェスチャーを交えながら笑いを取っていたのはさすがでした。
森星さんはスタイルもさることながら、英語力、品性。
世界で戦える逸材。
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ニューヨークなどのトップの舞台では、スタイルが良いのは当たり前、美しいのは当たり前とし、そういった環境の中で戦っていくことは難しいとする森。
そうした厳しい世界を相手にする中で、
「(私は)日本で生まれて育ってるから、自分を出すのが難しいなって思って。『逃げたい』と思うことは簡単だし、(たしかに)そこに本物のハピネス(幸せ)があるかも。
でも、これ(目の前のこと)を成し遂げたら、やったぜって思うかもしれないけど、その先にハピネスは…(ある)?」
と、考えが行ったり来たりする自身の悩める心境を暴露した。
この番組の面白いところが、各国の国民性が垣間見えるところで。
各国の審査員のコメント聞いてても、やっぱり日本人って優しいというか、はっきり言わない、相手を傷つけないように注意を払っているのがわかる。
YES、NOをハッキリ主張する欧米とは違って(どちらも良い面と悪い面があると思うけど)、国民性の違いを見れるのもこの番組の面白いところ。
森星さんが「自分を出すのが難しい」というのは、海外で戦っている日本人の方にはよくわかる悩みかもしれませんね。
ちなみに9カ国を代表するシェフですが、日本からは「世界で最も影響力のあるシェフ」にも選ばれたことのある、成澤由浩さんが出演されています。
(東京に行くことがあれば、ぜひ食べに行きたい!)
英語の勉強になるんじゃない?
実は英語の勉強も兼ねて、最初は英語字幕に英語音声で見ました。
内容は全部理解できたわけではなかったけど、番組の構成上、英語が得意でなくても見やすいです。(司会の方の英語の発音、話すスピードは聞き取りやすい)
今は日本語音声で見直し始めたところですけど、フランス訛りの英語やインド訛りの英語、各国の英語の訛りが聞けるのはこの番組ならでは。
私はしばらくこの番組でリスニングの勉強しようと思います。
ちなみに、司会の方が綾部さんのことを「あやび~」と発音していたのはおもろかったw
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私のおススメはASHとALEXのコンビ
私のおススメのコンビはASHとALEX。
この番組に参加しているシェフの中で一番若い2人。
タトゥーを入れてロックな感じ満載だけど、目が離せない。
「作りたい料理を作るだけ」と語る2人は、常識に囚われずリスクを冒してでも挑戦しようという意気込みが見えて好き。
もちろん他のシェフの人も、「リスクを冒さなければダメだ」と高みを極めようとチャレンジしている人もいて、そういった人たちの対決は面白い。
ASHは南アフリカのケープタウンでレストランを経営している。
「気取ったお店は好きじゃない、堅苦しくて疲れる」という彼女。
私は彼女の盛り付けのセンスが特に好き。
そして男勝りな気の強い感じも良くて、審査員に落とされたときは
「ムカつくわ」とコメントしたり、「勝つのが好き、私は勝ちたいの」と語る姿はカッコいい。
ALEXは日本人とドイツ人のハーフ。
シドニー育ちで、今はアムステルダムでレストランを経営している。
「ルールと境界線は尊重するけど、それに囚われることはない」と語るALEX。
グローバル思考だね。
この2人のコンビがどこまで勝ち進むかは見てのお楽しみ!
カナダのDARRENもお見逃しなく!
カナダ人のダレンさんは日本料理に精通していて、カナダでshokuninyycというお店を経営している。
彼もね、見ていて凄く応援したくなるんですよ。
日本料理に対するリスペクトがあって好感持てます。
(日本人としてとても嬉しい!)
DARRENさんのインスタのストリーズを見ると、先月成澤さんのお店にも足を運んだ模様。
そして24人のシェフとして参加していた高木さんともコラボ(?)したようで、この番組を通じて交流があったみたいですね。
果してDARRENさんはどこまで勝ち進むのか⁉
気になる人はぜひNetflixでファイナル・テーブルをチェックしてみてください!