【書評】サーチ・インサイド・ユアセルフ 仕事と人生を飛躍させるグーグルのマインドフルネス実践法

サーチ・インサイド・ユアセルフ ― 仕事と人生を飛躍させるグーグルのマインドフルネス実践法を読んだので、気になるところをまとめておく。

トリガーに対処する方法

怒りなどの感情がトリガーされたときは、

① 注意を向ける

心を鎮める、体を観察する(呼吸が浅くなる、鼓動が速まる、むかむかする)

  • 10数える
  • 深呼吸する
  • ほかのことを考える

② 状況の意味を再構成したり再解釈したりする

自分と過去とのつながりを考える、他人の視点に立つ

  • ポジティブな面を見る
  • 優しさや思いやりを抱く

 ③ 進んで情動を経験し、受け入れる

  • 網の目化する
  • ユーモアや好奇心を活用する

強い自己認識をもっている人は共感能力も高い

脳の島皮質と呼ばれる部位は、自己認識と共感の能力と関わっている。

活発な島皮質をもつ人は自分の心臓の鼓動が意識でき、とても高い共感能力も持つ傾向があるそう。

 

瞑想アプリ『メディトピア』を使用して1カ月と少し経つが、自分でも驚くほど効果が出ている。

瞑想胡散臭いなぁと思っていた昔の自分に言ってあげたい、1分でもいいからとりあえずやってみなさいと。

気持ちが落ち着きやすくなる、自分の価値や人生で優先したいことを再認識できる、イライラしにくくなる、集中力が上がるなど、もういいことづくめである。

自分は精神論や心(道徳)からのアプローチより、体を動かしてのアプローチの方が理解できることが多いと気づいた今日この頃。